関東学院大学金沢文庫キャンパスで10月11日、「車いすバスケットボール講座」が行われ、同大学で社会福祉を学ぶ学生48人が参加した。
講師は、車椅子陸上の選手として3大会連続でパラ五輪に出場した千葉祗暉(まさあき)さん。元々短距離走の選手だが、体幹を鍛えるためにバスケットボールも行っていた。現在は各所で車いす陸上やバスケを教え、講演活動を行っている。千葉さんのアドバイスのもと、学生は汗をかきながら慣れない車いすを動かし、ボールを追いかけていた。
また講演会も行われ、障害者が直面する「当たり前」のことができない苦悩を伝えた。
千葉さんは「車いすの大変さや、手助けのポイントを学んでもらえたと思う。(この講座が)ボランティアのハードルを下げるきっかけになれば」と話した。
参加した藤岡昇平さん(2年)は、「今までボランティアに参加してきたが、障害者の立場になって考えられていなかった。今後は今日の話や実際に車いすを動かした経験を生かしたい」と抱負を話した。
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