子育てひろば「ぴのきお」の10周年感謝祭が11月17日、グリーンヒル能見台(能見台5丁目)で行われた。
井上ま津江代表(83)は「10年間続いたのも、場所を提供してくださっているグリーンヒル能見台をはじめ連合町内会や地区社会福祉協議会の協力があってこそ」と感謝を口にする。今回、感謝祭を開いたのも、その思いを伝えたいと思ったからだ。式ではグリーンヒル能見台、金沢区社会福祉協議会、能見台連合町内会、そして10年間務めたスタッフに井上代表から感謝状が贈呈された。グリーンヒル能見台の下田やとみ施設長は「共に歩いてきた10年間。これからも続けていって欲しい」とエールを送った。
ぴのきおは子育て広場のなかった能見台地区に2003年8月、開設された。運営の担い手として手を挙げたのが、井上代表だった。一時はメンバーが集まらず、運営が困難な状態に陥ったことも。それでも「子育ては『親育て』」をモットーに、地域での子育て支援をあきらめることはなかった。現在は11人のスタッフで、第1・3月曜日の午前10時から正午に開催している。対象は未就学児。
「開設当初、利用してくれた方が、今は3人目のお子さんを抱いて通ってくださる。そんなつながりが本当に嬉しい」と井上代表は目を細めた。
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