金沢区が2015年度に行う自主企画事業の予算案「個性ある区づくり推進費」の概要がこのほど発表された。同事業の予算総額は約1億128万円で、14年度に比べ、約148万円減。防災や少子高齢化、地域活性化など区が抱える課題解決のため、6つの分野を柱に予算案を編成した。「訪れたい、住みたいまち・環境未来都市 金沢を目指して」を基本目標に、各事業に取り組んでいくという。
少子高齢化や環境など、地域の課題解決を目指す取り組みでは、今年度から積極的に取り組んでいるオープンデータの推進やICT(情報通信技術)を活用。子育てや防災など様々な分野で具体的な事業を進めるとしている。また、ログ金沢跡地(柴町)の活用に関しても事業者、内容を含め検討を進める。
区の特徴である歴史資産や大学、産業を活用する分野では、既存事業をさらに発展・拡充。「『地元企業活性化』大学連携プロジェクト事業」や「歴史資産のまち・かなざわ歴史プロモーション事業」などで、地元の魅力を広く発信する。
子育て分野では、保育園での子育て支援事業を拡大。保育園を、そこに通ってない親子も集えるような”地域の集いの場”にするなど、地域全体で子どもを見守り育むまちを目指す。
また、防災分野では引き続き、地域の人材育成や事業者との連携強化を広げるなど、「共助」による災害への備えを充実させる。
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