横須賀市浦郷町に存在した「海軍航空技術廠」で、終戦間際に秘密裏に開発された幻の迎撃戦闘機「秋水」を紹介する展示会が12月3日(土)まで京急線汐入駅前の市民活動サポートセンターで開催している。
秋水は国内初のロケットエンジンを推進力とする機体。その革新的な技術は現在につながる平和産業の礎となった。燃料消費後はグライダーのように滑空しながら地上に舞い戻るというユニークなアイデアも採用されており、生還の見込みがない特攻とは別の次元のものだった。その知られざる歴史と功績を貴重な写真や資料で振り返る。秋水の関係者の証言などもパネルにして展示する。
主催する「秋水プロジェクト」代表の佐久間則夫さんは「国内初が横須賀から誕生した史実に光を当てた。革新的な出来事と現代に活きる技術の伝承を多くの市民に伝えたい」と話している。午前10時から午後9時。自由に見学できる。
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