右から稲葉署長、亀田さん、堀内さん、磯子支店長の八村信二さん
振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして磯子警察署（稲葉弘行署長）は６月27日、横浜銀行磯子支店に感謝状と「振り込め詐欺阻止功労顕彰」のポスターを贈った。磯子署が顕彰を贈るのは初めて。
磯子署は、Ａ３版のポスターを店舗に掲示してもらうことで、「振り込め詐欺を阻止した支店」を来店者に周知し、身近に発生していることを知ってもらい、防止にむけた機運を高めたい狙いがある。
今回顕彰が贈られた事案は、６月15日に発生。窓口担当の亀田久美子さんは「自宅のリフォーム代金」として現金２００万円を引き出しに訪れた女性に対し積極的な声かけを実施。女性が「実は長男が会社の大切な荷物をなくし、弁償しないといけなくなった」と説明したことから振り込め詐欺が判明。チーフの堀内智恵さんが警察に連絡し阻止に至った。
亀田さんは「増え続ける振り込め詐欺を防げてうれしい」と話した。
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