左から鵜野さん、トーマスさん、木内さん、柴崎さん、高橋さん
横浜高校のｅスポーツチームが８月に行われた全国高校対抗ｅスポーツ大会「ＳＴＡＧＥ：０ ２０１９」決勝大会に出場した。ｅスポーツとはコンピューター（ビデオ）ゲームを使った対戦競技。国際大会も開かれ、近年世界中で注目を集めている。同チームはリーグ・オブ・レジェンドというゲームタイトルに出場。関東大会で準優勝を決め、全国大会でベスト８という結果をおさめた。同タイトルは５人１組で行う陣取りゲームのようなもの。チームの連携が重要となる。
昨年冬の大会は初戦敗退という悔しい結果。しかしチームワークの良さをいかし、全国大会に出場するまでに成長した。「学年関係なく仲が良い。だから試合中も平等でいい連携ができる」
昨年10月、代表の鵜野泰輔さん（３年）が創設。同学年でコンピューター部だったトーマス大翔さん（３年）と共に同部顧問の小川健一教諭に創設の相談、メンバー集めを行った。「１年生のときにも作りたいと思ったが、機材やメンバーが揃わず断念した」と鵜野さん。今回はメンバーも集まり「ｅスポーツ部発足支援プログラム」で専用機材も無償レンタルできたことで実現した。
３年生は引退のため、今大会が現メンバーで挑む最初で最後の大会だった。次の大会は11月。課題は「個人技の精度」。木内誠人さん（２年）は「次こそ優勝して、先輩たちに恩返しがしたい」と意気込む。
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