高校BIG4の一人として注目を集めたMAX153キロの横浜高・及川雅貴投手は、阪神タイガースで選手生活をスタートさせる。「今はワクワクする気持ちもありながら、環境が変わるのでそこに対応しなくてはという思いがある」。12月の入団会見では37番のユニホーム姿を披露し「似合ってなくはないんじゃないかな」と笑顔を見せる。
小学3年生から野球を始め、6年生の時には「千葉ロッテマリーンズジュニア」に選ばれ、中学3年生では、U-15日本代表に選出された。各年代で注目された左腕は、「全国制覇」と「プロ入り」を目指し名門・横浜高校に。1年春からメンバー入りし、その年の夏には甲子園デビュー。秀学館戦で、3回無失点と好投し、さらに注目を集める存在となった。
圧倒的に悔しい思い出
ただ、2年夏、3年春と出場した甲子園では、思い通りのピッチングができず、高校では「圧倒的に悔しい思い出しかない」と振り返る。歴代のそうそうたる選手が付けた背番号「1」は、プレッシャーを感じたというが、「プレーでチームを引っ張ろうという覚悟をもって背負った」。しかし、「本当の意味で信頼を勝ち取れなかった」とも。だからこそ、プロの世界では、「信頼される、愛される投手」を目指す。
佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、西純也投手の他のBIG4はドラフト1位で入団した。「やっぱり負けたくない。早く1軍に上がって、エースと呼ばれる存在になりたい」
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