磯子区岡村3・4丁目にまたがる約550m(幅員約3m)の通路に今年4月、ベンチが設置され住民の憩いの場となっている。
この通路は、2017年から19年に磯子土木事務所が下水道整備した。岡村地区連合町内会と同地区社会福祉協議会は、きれいに整備された通路を「憩いの場」にしたいと、18年に区長と意見交換を行う「コスモスミーティング」でベンチや防犯灯の設置を要望していた。19年の下水道整備工事終了後、ベンチや防犯灯の設置工事が進められ今年4月に3・4丁目それぞれ2カ所にベンチが整備された。
磯子アベニューのように
同地区連合町内会の三澤繁次会長によると、岡村地区には、公的施設がなく、地域住民の居場所や交流の場の確保が課題になっていたという。きれいに整備された通路では、ウォーキングなどを楽しめるようになった。三澤会長は「磯子区総合庁舎前の遊歩道『磯子アベニュー』のように皆さんに親しみを持ってもらえるようになれば嬉しい」と話した。
土のうステーションも
同地区は、昨年の大型台風15・19号で浸水被害があったこともあり、8月下旬に磯子土木事務所が整備した「土のうステーション」も設置されるなど、通路が有効活用されている。コロナ終息後には、子どもから高齢者が集えるイベントを行い、地域活性化を図れる場所にしたい考えだという。
三澤会長は「岡村地区の新たな『憩いの場スポット』になれば」と話した。
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