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杉田小3年3組 「コロナ差別、偏見なくそう」 シトラスリボン運動展開

教育

公開:2021年3月11日

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1年生に結び方を教える3年3組の児童(中央)
1年生に結び方を教える3年3組の児童(中央)

 新型コロナウイルス感染症の差別や偏見をなくす取り組みとして愛媛県から始まった「シトラスリボンプロジェクト」が、磯子区の杉田小学校(若色昌孝校長)でも展開されている。3年3組の児童が「杉田を『ただいま、おかえり』がいいあえるまちに」を合言葉に、学校内外にプロジェクトのメッセージを発信している。

 このプロジェクトは、シトラス色(柑橘系の色)のリボンを身に付け「ただいま」「おかえり」の気持ちを表すことで、感染者や医療従事者、その家族らを受け入れる雰囲気づくりを目指している。リボンの3つの輪は、学校(職場)、家庭、地域の連携を表している。

校内外に広める

 杉田小学校では、3年3組が総合学習の時間で同プロジェクトを展開してきた。昨年10月には、横浜市でこのプロジェクトを推進している青木美佳さんを招き、結び方などを教わった。今年2月には校内に広げたいと、各学年の児童にリボンの意味や結び方などを伝授。さらに活動を校外にも広げ、社会見学などの授業でお世話になった消防出張所や商店などを訪れ、リボンを手渡した。

 3年3組の藤沢空大さんは「コロナによる差別、偏見を少しでもなくすために、これからも広めていきたい」と話し、田中杜和さんは「コロナで大変な時だからこそ、リボンを通してみんなが笑顔になればうれしい」と活動を振り返った。

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