健康と幸せ運ぶアーユルヴェーダ 文・寺島まき(アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラー)3月 デトックスには白湯生活を
暖かい春の日差しが感じられるこの季節は、冬に比べ消化力が弱まり、脂っこいものや甘いもの、高カロリーのものが消化しづらくなります。体力を蓄える時期でもある冬は多少の食べ過ぎも大目にみれますが、春はそうはいきません。食べ過ぎはすぐに身体の不調となって現れます。
一般的にも春はデトックス(毒だし)の季節と言われます。アーユルヴェーダでは、季節を問わず毒(未消化物)を身体にため込まないことが健康の秘訣と説いていて、その方法は多々あります。中でも一番簡単な方法は白湯を生活に取り入れることです。
毎食後、熱々の白湯一杯を少しずつ飲むことは、消化の火を煽り、食べたものの消化をスムーズにしてくれます。日中の水分補給も水やお茶ではなく、白湯に変えることで、身体の中に残っている消化できていないものを燃やす手伝いをしてくれ、便秘にも効果的です。おろし生姜を白湯に加えて熱い生姜湯にするのもおすすめです。
デトックスというと沢山汗をかいたりすることをイメージしがちですが、まずは口から肛門までの通り道に毒となる未消化物を溜めないことが大切です。消化できていない食べ物は老廃物に変えないと外には出せません。その助けとなる白湯を取り入れ、身体の大掃除を始めてみてください。
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