「色ソメツ心ソメツ」受け継ぐ 今月の志まくらのイッピン
このコーナーでは志まくらが、伝統の技で丹精込めてつくられた品々をご紹介してまいります。染物の世界は心の世界。色だけでなく心をも染めるもの――そんな思いが込められた民芸運動の創始者・柳宗悦の言葉「色ソメツ心ソメツ」の精神を受け継ぐ職人たちの染物・織物をご覧ください。
今回は昨年、人間国宝に認定された小宮康正氏の江戸小紋=写真=です。康正氏は祖父・康助氏、父・康孝氏と三代にわたり人間国宝に認定されました。現代は合理化された型紙や染法を用いる工房が大勢を占めていますが、そんな中で伝統的な高い技術と芸術美を合わせ持っています。
遠目には色無地の生地に見えますが、近くに寄って初めて微細な柄をみることができます。15cm〜25cm位の型紙を繰り返しあてていくため、型紙の文様をいかにつなぐかが重要な技巧のポイントです。キレイに染めるだけなら機械に頼った方が良いでしょう。
志まくらはこうした職人の品々を何時でも在庫として準備しております。伝統工芸品は少々お高いですが、できうる限りの廉価で提供できるよう努めております。
■志まくら(金沢文庫駅歩5分/泥亀1の17の8)【電話】045・784・8179
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