櫻井社長（右）と櫻友会の森会長
建物修繕や建築工事全般を手掛ける（株）櫻井（本社・港南区野庭町３６１の３／櫻井富雄代表取締役＝今号人物風土記で紹介）が２月６日、創業１７０周年を迎えた。
20日、同社の協力会社の集まり櫻井グループ「櫻友会」の定期総会と懇親会がローズホテル横浜＝中区山下町＝で行われ、創業１７０周年の節目を関係者らが祝った。
会の中で、森商事（株）代表取締役で櫻友会の森庸男会長は「七宝焼」の龍がデザインされた記念品を櫻井社長に贈呈し、「今年は辰年なので、２００年に向かって昇っていって欲しいとの思いをこめた」と説明した。
１８５４（嘉永７）年にペリーが日米和親条約締結のために横浜へ来航した。その際に建設された応接所のペンキ塗装を幕府より命じられたのが櫻井の始まり。当時の初代の業績を記念し１９５８年、横浜元町公園に「我国塗装発祥之地記念碑」が建立された。
２０１２年に本社を野庭町に移した５代目の櫻井代表は「２００年企業を目指して、豊かなまちづくりに貢献していきたい」と話した。
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