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港南区・栄区版 公開:2024年4月25日 エリアトップへ

デニーズが開業半世紀 今は無き1号店は上大岡

社会

公開:2024年4月25日

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1号店の外観(上)/内部=(株)セブン&アイ・フードシステムズ提供
1号店の外観(上)/内部=(株)セブン&アイ・フードシステムズ提供

 ファミリーレストラン「デニーズ」は27日、開業から50年を迎える。1974年4月27日に1号店が「イトーヨーカドー上大岡店」(現在は閉店し跡地はヨークフーズ上大岡店・上大岡西3の9の1)内にオープン。1号店こそ2017年3月に閉店したが、デニーズ自体はチェーン展開を続け現在では317店舗を構えるまでになった。

 運営する(株)セブン&アイ・フードシステムズ担当者によると、1974年当時の外食産業の大半は高級レストランと地域の食堂だった。そこに「家族で行くことができ、サービスが良く、価格も手ごろなアメリカンスタイルのレストラン」として、米国で成功していた手法をそのまま導入。「店員による座席までの案内」、「コーヒーのお替り無料サービス」、「卵の焼き方が21種類から選べる」などが当時、革新的なサービスだったという。当時の人気メニューは「デニーズコンボ」というハンバーガーで、価格は480円だった。

 上大岡周辺ではデニーズ1号店の思い出を語る人が多い。港南区に住む50代の男性は「子どもの頃、親に連れられて行った。サービスが良く、店員が一人ひとりにお手拭きタオルを手渡していたのを覚えている。自分も家族をデニーズに連れていけるような大人になりたいと思っていた」と振り返った。

 同社担当者は「これからも料理やサービスにおいて挑戦を続けるレストランでありたい」と話している。

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