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港南区・栄区版 公開:2013年7月11日 エリアトップへ

南高生が認知症学ぶ 劇を通じて考える

教育

公開:2013年7月11日

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生徒も祖母役に挑戦した
生徒も祖母役に挑戦した

 東永谷地域ケアプラザ(福嶺典子所長)は市立南高校で、3年生の生徒23人を対象に、認知症サポーター養成講座を実施した。

 同養成講座は、厚生労働省が認知症対策として2005年に始めた事業。講義を受けた「キャラバン・メイト」が先生役を務め、全国各地で一般市民を対象に同講座を開いて、認知症サポーターを育成し、地域で認知症の人を支えることを目的としている。今回は「家庭看護福祉と保育」の授業を選択し、福祉系の進路を希望する生徒に行った。

 生徒23人は2クラスに分かれて、それぞれ6月の18日と19日にDVDなどを使い座学中心で学んだ後、25日と26日にグループワークを行った。両日ともボランティアとして、桜台キャラバンメイトのメンバーが、認知症にありがちな例として祖母に扮し、財布の場所を忘れてしまう「うちの孫は泥棒だ」と、食事をした事を忘れてしまう「ごはんはまだかね」の2つを寸劇で熱演。その後で生徒たちも、ありがちな例から1つを選び劇に挑戦した。生徒たちはそれぞれ祖母や孫に扮して、財布を置いた場所をメモに書いておくなど、認知症の祖母への対応策を劇の中に盛り込み、生きいきと演じていた。

 3年6組の片山玲さんは「自分で劇をやって初めてわかることがある。いい経験になった。養成講座を受けてみて、認知症に対する感じ方、見方が変わった」と振り返っていた。

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