(株)オムニクス 杖の先端ゴムを新開発 振動吸収など工夫
(株)オムニクス(野庭町/飯田芳彦社長)は高齢者向け杖(ステッキ)の先端に付けるゴム「ラクーンシリーズ」を新開発した。
元々、光通信関連部品の製造をしている同社だが、ラクーンシリーズは飯田社長が実際に杖をついている友人の不満を聞き、「それならば」と開発したという。
飯田社長によると、通常の先端ゴムは地面につくとコツンコツンと振動が響いて手首を痛めてしまうことが多いが、ラクーンシリーズは先端ゴム部にスプリングを内蔵し、振動を吸収する仕組みで、現在、特許出願中という。また、斜めに杖をついても地面に対してゴムが平坦に着地するので、転倒防止や片減りにも効果的だという。
20人を無料モニターに
製品化を目指すにあたり、ラクーンシリーズの無料モニターを募集中。杖先径が直径16㎜の杖を現在使っている人が対象で、使用後にアンケートの協力ができる人。スプリングの強さでソフトタイプ、ハードタイプがあり、それぞれ先着10人、合計20人に進呈。
申込は電話で、スプリングのソフトまたはハードの希望を伝えること。同社は「高齢者の生の声から生まれた商品です。お試しください」と話している。問い合わせ・申込は同社【電話】045・845・6095まで。
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