港南台第一小学校に11月29日、「ラグビーワールドカップ2015」元日本代表選手の廣瀬俊朗さんが訪れ、全校児童約540人に講演を行った。
横浜市による取組で、市内で決勝戦が開催される「ラグビーワールドカップ2019」に向けた競技振興と、大会機運醸成を目的としたもの。選手による講演は、各区の小学校で実施が予定されている。
廣瀬さんは5歳からラグビーをはじめ、高校日本代表やU19日本代表を歴任。12年に日本代表に選出された際には主将も務めた。
廣瀬さんは15年のワールドカップの映像とともに試合を振り返り「日本は24年間1勝もできなかったが、この大会では3勝1敗。そこに生き方で学べる部分があるはず」とし、「辛い練習や経験も、夢があったから乗り越えられた。夢を持つことが第一歩」と伝えた。また「友だちを大切にし、小さなことにも感謝すること、周囲の意見に耳を傾けながらも、最後は自分で決めてほしい」と強調した。
後半は神奈川県ラグビー協会のスタッフや関東学院大学ラグビー部の学生3人の協力も得て、6年生を対象に実技を行った。児童たちはパスやトライに挑戦し、貴重な経験を楽しんだ。
終了後、男子児童は「お話を聞き、今後いろいろなことに感謝したいと思った」と廣瀬さんに伝えていた。
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