独自の経営哲学を説く二宮社長
栄区桂台西の（株）さくら住宅の二宮生憲社長が３日、ミャンマーの経営者を対象に同社でセミナーを行った。「社員第一主義。会社にかかわる全ての人を幸せにする五方良しの経営」を説き、参加者は熱心に耳を傾けた。
セミナーは国際協力機構（ＪＩＣＡ）のビジネス人材支援業務の一環。業務を担うリロ・パナソニック・エクセルインターナショナル（株）を通じて約20人が参加した。
二宮社長は「社員が満足できないでお客様に満足を提供することはできない」と社員の働きやすい環境や充実した福利厚生を説明。「中小企業なら価格競争をしないこと、社員間の競争をさせないこと、オンリーワンに徹することが重要」などと独自の経営哲学を説いた。
参加者は「学ぶことが多くある。ぜひミャンマーでも講演してもらいたい」などと話していた。
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