東日本大震災の発災以降、横浜市内でもイベントの中止や延期が相次いでいるが、「横浜の元気を被災地に届けたい」と『大岡川桜まつり』が4月2日・3日に、『ヨコハマ大道芸』が16日・17日に、それぞれ開催を決めた。
大岡川に春の訪れを告げる恒例の「大岡川桜まつり」。19回目となる今年も川沿いでのコンサートや阿波踊り、屋形船の乗船など、さまざまなイベントが企画されていたが、東日本大震災を受け、ほぼ全てのイベントを自粛。
ただし、町内会の屋台「村まつり」や県麺類生活衛生同業組合による「桜そばまつり」、黄金町バザールなどのイベントは開催される。
実行委員会では「『まつり自体を中止すべき』との声もあったが、こういう時だからこそ桜の美しさに癒され、街が元気になるきっかけにしたい」と話す。期間中は会場内の各所に募金箱を設置し、義援金を募ることにしている。イベントの詳細問合せは実行委員会【携帯電話】090・3680・5501 一ノ瀬さんまで。
みなとみらい21地区やイセザキ・モール、吉田町通りを会場に1日50組以上のパフォーマーが出演する「ヨコハマ大道芸」。会場各地で義援金を募るほか、出演者への ”投げ銭”の一部も義援金として寄付される。
見どころは昨年浅草サンバカーニバルで優勝した「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」(写真左)のほか、中国雑技やベリーダンス、綱渡りなど、多彩なパフォーマンスが各地で行われる。
実行委員会では「今回のテーマは『右手に義援金を!左手に投銭を!』。横浜から被災地に少しでも元気を届けられれば」と話す。詳細はホームページ【URL】http://daidogei.jp/で確認を。
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