「文体」の愛称で馴染みの深い中区不老町の横浜文化体育館が、開館50周年を迎えた。この間、東京オリンピックをはじめとする国内外のスポーツ競技大会や有名アーティストのコンサート、市民行事の会場として親しまれてきた。6月16日には記念式典が行われる。
横浜文化体育館は1962(昭和37)年、開港100年祭の記念事業として建設され、同年5月11日に開館した。
1920平方メートルの競技場、255平方メートルのステージを有し、5千席を超える観客席も備えたスポーツ・文化施設として、様々なイベントが開催されてきた。
1964(昭和39)年の東京オリンピックではバスケットボール、バレーボール競技の会場となり、「東洋の魔女」女子代表チームの試合も開催されるなど、数多くの国際・国内競技大会の会場として利用されてきた。開館当時は最新の音響、照明設備を備えた有数のコンサートホールとして、矢沢永吉やサザンオールスターズ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックら国内外の有名アーティストが公演を行っている。また成人式をはじめとした市民行事の会場としても親しまれてきた。
遠藤勝己館長は「施設規模や立地を活かし、より市民に親しまれる施設にしていきたい」と話している。
「文体50周年のつどい」が6月16日(土)に行われる。時間は午後1時から3時を予定。横浜F・マリノスや横浜FC、横浜DeNAベイスターズ、ビー・コルセアーズといった市内プロスポーツチームのチアチームの演技や横浜市消防音楽隊による演奏、同体育館で実施中のヒップホップ教室、少林寺拳法教室の生徒による演技が行われる。また式典では50年の歴史を写真で振り返る。
参加は無料で申込も不要。先着200人に記念クリアファイルが贈呈される。問い合わせは同体育館【電話】045・641・5741へ。
|
<PR>
中区・西区・南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>