荻原隆宏市議の辞職に伴う西区の市議会議員補欠選挙(定数1)が、衆院選と同日の12月16日に行われる。告示は7日。本紙の調べでは12月3日時点で、新人3人が名乗りをあげている。
今回の補欠選挙は、荻原市議の辞職に伴い、公職選挙法の「市町村議会では欠員が定数の6分の1を超えた場合、50日以内に補欠選挙が行われる」という規定に基づいて行われるもの。
12月3日時点で出馬を表明しているのは50音順に、上野盛郎氏(42・無所属、自民党推薦)、梶尾明氏(43・民主党)、佐々木信也氏(34・無所属、日本維新の会推薦)の3人。
上野氏は西区在住で、インテリアデザイン会社を経営。「地域の声を聞き、明るく豊かな社会づくりの実践と、中小零細企業の支援を充実させたい」と訴える。前回の市議選ではみんなの党から出馬し、次点だった。
梶尾氏は大阪芸術大学を卒業後、写真ギャラリー勤務を経て09年から民主党の三村和也前衆議院議員の公設第一秘書。「秘書として聞いてきた区民の声を市政に生かしたい」と、防災・福祉・子育て施策を訴える。
佐々木氏は西区在住。電気通信大学大学院博士課程修了後、ラジオ局勤務などを経て、日本維新の会の推薦を受けて初挑戦。「市民に自民や民主以外の選択肢を」と訴え、「教育改革を第一に行いたい」とする。
補欠選挙は12月7日告示、投開票は衆院選と同日の16日に行われる。
西区の前回の市議会議員選挙の投票率は42・83%。有権者数は8万300人(男性4万335人・女性3万9965人、2012年9月2日時点)となっている。補欠選挙の期日前投票は西区役所と西公会堂で8日から行われる。
|
<PR>
中区・西区・南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>