神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2013年10月17日 エリアトップへ

山下公園の「友好の像」 モデルの田中さん、西区に 日米で在住判明

社会

公開:2013年10月17日

  • LINE
  • hatena
自身がモデル(右側)となった友好の像の前で田中さん=11日
自身がモデル(右側)となった友好の像の前で田中さん=11日

 1962年に山下公園内に建てられた「日米ガールスカウト友好の像」。この像のモデルとなった田中紘子さんが現在、西区藤棚町在住であることがこのほど分かり、10月11日には銅像近くの会場で日米モデルのインタビュー映像を交えた報告会が行われた。

 この「友好の像」は、日本ガールスカウトの世界連盟加入と、アメリカガールスカウト創立50周年を記念して建立されたもの。日米の団員が敬礼し握手する姿が友好を示している。

 そのモデルが、当時、横浜学園高等部3年だった田中紘子さん(70)と、米軍根岸住宅内のリチャード・E・バード小学校6年のリビー・ワトソン(63)さんだった。

 日米のモデルを探し出したのは、米国バージニア州アーリントン在住のベスト加島聡子さん(43)。南区生まれ、海老名市育ちの加島さんは、小学3年生から団に所属し、米国在住の現在も県内の団に所属する。

 加島さんは数年前、偶然に団関連の冊子で「友好の像」の記事を見つけ、初めてモデルの名前を知ったという。調査を開始したのは今年3月。氏名を頼りにインターネットなどを活用することで、ワトソンさんはテキサス州在住であることが判明した。田中さんの調査は難航したものの、日本に同姓同名の絵画教室主宰者がいることを友人が発見し、手紙を送ることで当人であることが分かった。

 加島さんは、事前に2人にインタビューし、その映像をまとめ今回の報告会で披露した。会場には極東支部のバーバラ・ヒル事務局長や日本連盟理事をはじめ関係者約30人が出席した。

 田中さんは「よくぞ探してくれた。半分記憶の外に出ていたが、よみがえった」と笑顔で話す。現在は、美術団体「旺玄会」委員であり、30年にわたり障害者に絵を教える活動をしている。「一日一善というスカウトの精神が生きていたのかな」と話していた。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

地域サロンが5周年

南区南永田団地

地域サロンが5周年

住民に愛される憩いの場

4月25日

3団統合し新体制に

中消防団

3団統合し新体制に

大規模災害への備え強化

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

50年後 中・西区は増

横浜市人口推計

50年後 中・西区は増

南区は2万9千人減

4月11日

文化の発展担い60周年

横浜市民ギャラリー

文化の発展担い60周年

アートを親しむ場に

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook