西区の第4地区自治会連合会が365日間の連続無火災を記録し、9月18日に西区役所で感謝状贈呈式が行われた。西区で連続無火災地域表彰が行われるのは市が1992年から記録を取り始めて以来、初となる。
第4地区自治会連合会(林和明会長)は伊勢町や西戸部町、境之谷など17町内会、5900世帯からなる連合町内会。連続無火災地域表彰は市が2002年に創設し、連合自治・町内会の世帯数に応じた連続無火災日数で表彰される。第4地区は昨年9月1日から今年8月31日まで365日間の無火災を達成した。
当日は、岡田康裕西消防署長や岩崎忠雄会長ら関係者が同席するなか、「市民防災の日」西区推進委員長を務める大久保智子西区長から林会長に感謝状が贈呈された。第4地区では地元の消防団員が積極的に地域の防災訓練に参加したり、町内でも防犯・防災パトロールに力を入れているという。林会長は「消防団や住民みんなの努力が今回の表彰につながった」と感謝を述べた。
西区によると区内住宅街では大きな火事は少ないもののボヤが多く、木造住宅密集地域も多いため連続無火災を保つのは非常に大変だという。大久保区長は「ぜひ今後も地域で協力して無火災の記録を伸ばし、安全な街を守ってもらいながら、更に上の表彰も目指してもらいたい」と期待を寄せた。
|
<PR>
中区・西区・南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>