金沢区から鶴見区まで湾岸沿いを通る国道357号線の本牧地区約2・3Kmが、3月27日に開通する。これにより横浜市内の同線はすべてつながる。開通するのは本牧ふ頭から中区錦町までで、それにともない本牧地区の入口が3カ所増の4カ所に、出口は1カ所増の3カ所となる。国交省関東地方整備局では、横浜港湾岸エリアの物流効率化により企業の生産性向上を期待する。
国道357号線は、横須市から千葉市美浜区までの約80Kmの道路(一部未開通)。今回開通する本牧地区は、首都高速湾岸線の下を通る片側1車線の2車線で、大黒ふ頭方面が27日の午後11時、磯子方面は午後8時の開通を予定している。
本牧ふ頭A突堤付近には、新たに出口が新設され、27日の開通とともに利用できる。この出口新設により、これまで出口として使用していた場所を入口に変更。そのため、A突堤付近では既存の入口と合わせて2カ所から357号線に入ることが可能となる。
また、A突堤付近から南へ1Kmほどの「本牧ふ頭出入口」交差点付近にも、入口および出口が各2カ所整備されるため、本牧地区には入口が計4カ所、出口が3カ所となる。
357号線は、今回の本牧地区開通により、横浜市内でみると鶴見区の大黒ふ頭から金沢区の福浦まですべてつながる。横浜市港湾局では、開通について「横浜港が国際コンテナ戦略港湾の重要施策の一環として進めている背後圏とのアクセス強化が図れる」とコメントしており「さらなる国際競争力の強化につながることが期待される」としている。
国交省の横浜国道事務所では、未開通の大黒ふ頭から羽田空港方面の整備も計画している。
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