相鉄グループと(株)高島屋は、横浜駅西口活性化を目的にベンチャー企業を支援する新事業をスタートさせる。10月3日から11月20日まで参加するベンチャー企業を募集。両グループでは自由な発想の提案を求めており、「創造性、革新性に富んだ”横浜発・初”となるイノベーションをともに生み出したい」と参加を呼びかけている。
この事業は『アクセラレーションプログラム』と銘打ち、横浜を次世代にふさわしい最先端の都市とするため、相鉄・高島屋とともに事業に取り組めるベンチャー企業を募集するというもの。優秀企業には賞金20万円、また事業終了後に業務提携の可能性もある。
10月14日と11月1日には同プログラムの説明および交流会を予定する。
横浜駅西口を拠点とする相鉄グループと、旗艦店を西口に構える高島屋は、郊外型商業施設の開設や東京都内の再開発など競争が激しくなる昨今の状況を踏まえ、昨年から新事業の取り組みを協議してきた。
東急電鉄やNTTドコモなどベンチャー企業支援の事例研究を通して、横浜駅周辺にさらなる賑わいを創出するため今回のプログラムを決定。高島屋横浜店・相鉄ローゼン・ジョイナス・ベイシェラトンホテル&タワーズをはじめ、相鉄線やバスの列車・車両に、200万人以上の会員を持つメンバーズカードや年間5千万人以上の購買情報など、両グループが持つ「リソース」を活用する新ビジネスを募集することになった。
応募企業は、両グループとともに西口活性化に寄与できることや、西口でテストマーケティングを実施することなどの条件がある。
11月下旬に書類審査、12月初旬に面談のうえ参加企業を選定。来年1月から3月までに事業を実施し3月末に成果発表という流れ。
同プログラムを担当する相鉄アーバンクリエイツでは「『高感度』かつ『好感度』なまちづくりをともにめざす企業に参加してほしい」と話す。
詳細は同プログラムの公式ホームページ(http://www.sotetsu-takashimaya-ap.com)で確認できる。
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