2017年度の西区編成予算案がこのほど明らかになった。「地域のつながりづくり」など4つの柱を掲げ、38事業に9664万8千円を計上する。予算案は現在開会中の市定例会で審議され、3月24日に議決される見込み。
西区の17年度予算である「個性ある区づくり推進費」(案)は、総額で5億6242万3千円。そのうち事務費や施設管理費などを除いた区の自主企画事業の予算は、9664万8千円。その事業費をもとに、区の基本目標である「つながりを大切に誰もがにこやかしあわせなまち西区へ」の実現を目指す。
主な施策は「地域のつながり」「いきいきと健やかに暮らせる」「安全・安心」「魅力発信・まちの賑わい」の4つ。
「地域のつながりづくり」には730万4千円を計上。昨年度から進める「にこやか しあわせ くらしのまちプラン」(西区地域福祉保健計画)の一層の推進と、地域包括ケアシステム構想を地区支援として一体的に進め、地域課題の解決と生活支援・介護予防サービスの充実等を進めていく。
また「いきいきと健やかに暮らせるまちづくり」には2267万4千円を計上。地域包括ケアシステムの構築を目指す「医療・介護連携」「介護予防啓発」などの取組みに加え、切れ目のない子育て支援、健康づくり、スポーツなど、誰もが健やかに暮らせる環境づくりを推進する。
「安全・安心なまちづくり」には2290万4千円を計上。地域の自助・共助の取組支援や、来街者の多い横浜駅やみなとみらい21地区等の地域特性に応じた防災対策、食中毒・感染症予防対策等に加え、放置自転車対策やごみの減量化等にも取り組む。
「魅力発信・まちの賑わいづくり」では、1999万9千円を計上。古道の旧東海・横浜・保土ヶ谷道や商店街の魅力など、区内の様々な地域資源を活用し、市街地から横浜駅、みなとみらい21地区まで、区内全域の回遊性向上及び商店街の活性化に向けた取り組みを進める。
その他「親しみやすい区役所づくり」では、2376万7千円を計上。「窓口混雑状況見える化事業」や「広報充実事業」などを通して、区民に寄り添った区役所づくりを推進していく。
自主企画事業を含む予算案は現在開会中の市会定例会で審議され、3月24日に議決される見込み。
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