中区・西区版 掲載号:2018年3月8日号
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西前小6年生 手書き新聞で商店街紹介 卒業前、思いを形に

教育

米山理事長(左)にインタビューする児童たち
米山理事長(左)にインタビューする児童たち
 卒業を控えた西前小学校6年3組の児童たちが、地元藤棚商店街にスポットをあてた「藤棚スマイル新聞」を昨年12月から発行してきた。3月2日には第3号が発行され、児童たちは卒業までに商店街の地図作りにも挑戦する。

 新聞作成は街の盛り上げをテーマにした同クラスの授業の一環。児童たちから「商店街をもっと明るくしたい」という声を受け、担任の小澤真由美教諭が藤棚一番街協同組合の米山博之理事長に相談。米山理事長からの「新聞や地図を作ってほしい」との要望に応える形で始まった。

 昨年10月から取材や作成を進め、12月に創刊号を発行。ほぼ1カ月ペースで3号発行してきた。サイズはA3判で手書き。児童が撮った写真も掲載されている。

 創刊号は商店街の新店舗紹介や、各店の年末年始おすすめ商品などを掲載。第2号では藤棚出身の歌手・黒沢博さんが主演した映画の撮影現場に子どもたちが遭遇。黒沢さんにインタビューし、商店街への思いや昔の思い出を記事にした。

 最新号となった第3号は米山理事長へのインタビューのほか、商店街で長年続く店舗や近隣の花見スポットが紹介されている。

 第3号の取材日だった2月20日は、25人の児童が理事長担当、店舗担当など4つのグループに分かれて商店街を探索。店舗を回ったグループは店先でひなまつりや新学期にちなんだ商品が売っているか質問。店員が答えると一生懸命メモを取っていた。「藤棚商店街は昔から馴染みがあるけれど、1つ1つのお店のことはよく知らなかった」と児童のひとり。

 米山理事長を取材した児童たちはやや緊張しながらも「商店街が百年を迎えてどう思いますか」「今の商店街の良いところは何ですか」などと10分近く質問。子どもたちの直撃を受けた米山理事長は「街のことを考えてくれていると思うと嬉しい限り。将来の商店街を担ってほしい」と笑顔を見せていた。

まちなかで掲示中

 今後は最終号として各自が学んだことを寄せ書き形式で発行するほか、ひとり1店舗を担当し、実際に使えるような商店街マップの作成も予定している。「藤棚スマイル新聞」は商店街内の掲示版のほか、藤棚らいぶステーションで読むことができる。

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