中区・西区版 掲載号:2018年3月22日号 エリアトップへ

3.11復興支援講演会 震災の体験・いじめ知る 31日、中区で語り部登壇

社会

掲載号:2018年3月22日号

  • LINE
  • hatena
講演会を企画した関本さん
講演会を企画した関本さん

 東日本大震災で被災した2人を講師に招く復興支援講演会「宮城の語り部@YOKOHAMA」が3月31日(土)、横浜開港記念会館で開催される。高校生を中心とした有志による団体が主催するもので、被災者の生の声を聴き震災の記憶風化を防ぎたいとしている。また、体験者の話を通して横浜が発端となった「震災いじめ」についても考える機会にしたいとしている。

中区の高校生が企画

 講演会で講師を務めるのは、震災を語り継ぐ活動をしている宮城県石巻市の(公社)みらいサポート石巻の高橋匡美さんと、同県名取市閖上出身で被災を理由にいじめを受けた経験がある三浦七海さん。

 震災で両親を亡くした高橋さんは「あなたの故郷はどこですか」をテーマに、三浦さんは「震災とこれまで」について語る。

 主催するのは「震災復興支援を図る学生の会」。同会は中区滝之上在住で都内の私立高校に通う関本椎菜さん(17)が昨年12月に発足した団体で、地元や学校の同級生、また関本さんの姉、姉の友人の8人からなる。

 これまでは被災地に出向き被災者の話を聞いたり、震災関連の講演会に参加するなど東日本大震災に関する理解を深めてきた。講演会開催は今回が初めて。中区役所が後援する。

生の声がきっかけに

 関本さんは昨年の夏に石巻で行われた地域活性化のアートイベントにボランティアとして参加。そこで地元のボランティアメンバーと交流することで、凍死者が多かったことや避難所生活の苦労などを耳にし、これまで知らなかった現実に衝撃を受けたという。そして震災を終わった事ととらえてしまっていたことに気づき、震災の記憶を風化させてはいけないとの思いから同会を立ち上げた。

 さらに、原発事故で福島県から横浜市に自主避難した子どもがいじめを受けた問題を知り、「震災が遠い東北のことから自分の住んでいる横浜のことに変わった」と語る。その後、震災いじめを調べるなかで、三浦さんを知りSNSを介して講演を依頼。高橋さんは、出張語り部の仕組みを活用し講師を頼んだ。

 関本さんは「被災してつらい思いをしている人がいじめという形でさらに追い詰められているという現実が本当につらく、いたたまれない」と話す。

 講演会に向け「若い世代や教育関係者の方々にもぜひ参加してもらいたい」と参加を呼びかけている。

 31日の講演会は午後2時から3時30分まで。定員60人で事前予約制(参加無料)。申込は参加人数と全員の氏名・年齢、代表者連絡先、代表者住所を記載のうえメールで申込む。申込先【メール】fukkougakusei@gmail.com

中区・西区版のトップニュース最新6

投票の後は本牧でお得に

投票の後は本牧でお得に 政治

「選挙割」4商店街に拡大

7月18日号

藤棚商店街にご馳走集結

藤棚商店街にご馳走集結 経済

「濱の料理人」10周年記念で

7月11日号

本牧「オリブ工房」が30周年

障害者通所施設

本牧「オリブ工房」が30周年 社会

地域との交流、これからも

7月4日号

みなと総合高でキャリア教育

みなと総合高でキャリア教育 教育

学校×企業×町クラブ

7月4日号

MM企業でバスケリーグ

MM企業でバスケリーグ スポーツ

西区初の総合型クラブが主催

6月27日号

学校・病院、全面禁煙に

健康増進法7月1日改正

学校・病院、全面禁煙に 社会

市、1万4千施設調査へ

6月27日号

出店25テナントが決定

新港ふ頭「ハンマーヘッド」

出店25テナントが決定 経済

飲食中心に地域FM局も

6月20日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月13日0:00更新

  • 5月16日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

中区・西区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年7月18日号

お問い合わせ

外部リンク