複合型体験エンターテインメント施設「アソビル」が横浜駅東口に2月1日竣工、春にオープンする。横浜中央郵便局の別館を活用するもので、横浜駅直通となる。東口の商業振興団体からはこのビル開設による賑わい創出を期待する声があがっている。
アソビルは地上4階、地下1階建てで施設面積は約1万1900平方メートル。もともと集配などの機能を有していた横浜中央郵便局の別館を改修した。横浜駅みなみ通路直通となる予定だ。
このビルは複合型体験エンタメ施設。最新VR体験コンテンツや、脱出ゲーム、体験型展示などを楽しむことができる。体験できるものは定期的に入れ替わるという。他にも崎陽軒やせんざんをはじめとした18の飲食店が入るグルメストリートや国内最大級のハンドメイド体験フロア、日本屈指のバーテンダー監修のカクテルなどが楽しめるバーラウンジ、貸切利用ができるスポーツコートなども入る。
郵便局周辺を含む横浜駅東口エリアは「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を進めるための指針となる横浜市の計画「エキサイトよこはま22」の中で、開発想定エリアに位置付けられている。開発計画の工事着手までの間、日本郵政(株)が(株)アカツキライブエンターテインメント=東京都品川区=に貸し出し、暫定活用といった形でアソビルを運営していく。アカツキライブエンターテインメントはモバイルゲーム事業などを柱としてエンターテインメント事業を展開しており、今回のように一棟丸ごとのビルの運営は初めて。
アカツキライブエンターテインメントの担当者は「まるごと一棟遊べるビルになっているので様々な年代の人に楽しんでもらえれば」と話す。
東口地域の発展振興のため活動している横浜駅東口振興協議会の落合雄総務委員長は「新たな魅力の創出につながる。アソビルに集う新たなお客様の賑わいが活気をさらに押し上げ、共に発展していくことを期待しています」と話した。
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