記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 6月23日10:39更新
【横浜中華街、獅子舞で新型コロナ鎮静とにぎわいを】
横浜中華街で6月21日、「新型コロナウイルス終息祈願獅子舞」が行われました。
青と黄色の2頭1対の獅子が、ウイルスを追い払うかのような爆竹の音とテンポのよい太鼓や銅鑼の演奏に合わせて舞を披露しました。密集を避けるため事前の告知なく実施されましたが、県境を越えた移動制限解除後、初の週末で天気にも恵まれたこともあり、演舞会場には多くの人が集まっていました。
今回の獅子舞は二大中華街、横浜と神戸の南京町で同時開催。新型コロナの鎮静と街の復興を祈願するものです。横浜中華街では善隣門付近と朝陽門付近の2カ所で実施、善隣門の舞手は横濱中華學院校友會が、朝陽門では横浜中華学校校友会国術団が務めました。
開始にあたり善隣門会場であいさつした横浜中華街発展会の高橋伸昌理事長は「この取り組みは神事として執り行うものです」と説明していました。中華文化において、獅子は吉祥のシンボルとされ「駆邪と降福」の象徴とされているようです。
新型コロナの緊急事態宣言解除後、横浜中華街の来街者は、昼時は例年の5、6割に戻ってきているようですが、夜の時間帯はまだまだ。発展会では、新型コロナ対策のロードマップを示すなど様々な取り組みを行っています。(S)
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