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公開日:2020.11.26

中区第3地区の自治会
映像生配信で防災訓練
在宅時の備え共有

  • 初期消火訓練の様子とテントでの避難生活を映像で解説

 中区の仲尾台・豆口台・滝之上自治会(濱倉幸雄会長/472世帯)は11月15日、各家庭で震災に備える防災訓練を行った。新型コロナ感染拡大防止対策で対面での自治会活動が制限されるなか、ユーチューブを活用した映像の生配信で災害時の備えを共有した。



 同自治会は、新型コロナに伴う緊急事態宣言の解除後すぐに役員会をウェブ会議で実施するなど、ウェブを積極的に活用しながら自治会活動を継続している。防災訓練は同自治会の防災部(瀧川龍雄部長)が企画し、リアルタイムの活動と配信を交えて実施した。



 防災情報の映像配信では中区役所の防災担当をはじめ、中消防署の職員や立野小学校地域防災拠点の瀬畑至運営委員長など、地域の防災に関わる人や地域内で事業を展開する人たちが出演。自治会の役員らがスタンドパイプ式の初期消火訓練を実施した様子を配信したほか、地域防災拠点の役割などを学ぶ場面も。テントでの避難生活の仕方や日常での災害の備えに必要な防災グッズなどの紹介もあった。後半では浴槽に水をためておくことや保存食レシピの作成など震災の備えを発表し、意見交換を行った。



安否確認も



 そのほかにも、災害発生時の安否確認を行う訓練も実施。自治会の会員が黄色のタオルを訓練当日に玄関先など外からわかる場所に掲げることで無事を知らせた。約160世帯が参加した。



 生配信された映像は、11月23日まで公開し、参加できなかった人にも共有した。濱倉会長は「今後も映像配信を活用しながら自治会の会員以外にも取り組みを発信していきたい」と話した。

 

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