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本牧 気まぐれ歴史散歩 41 『南本牧ふ頭とごみの歴史』

掲載号:2021年1月28日号

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南本牧ふ頭(国土地理院航空写真 令和元年)
南本牧ふ頭(国土地理院航空写真 令和元年)

 南本牧ふ頭には横浜で稼働している唯一のごみの最終処分場があります。可燃ごみの焼却灰や不燃ごみ、産業廃棄物を海に埋め立てることで処分しています。昭和30年代に日本が高度経済成長期を迎え、大量生産・大量消費の時代になると、ごみの排出量は一気に増大しました。3R(リデュース、リユース、リサイクル)が浸透した結果、南本牧ふ頭に埋め立てられるごみの量は30年前の3分の1程度までに減ったそうですが、処分場の容量には当然限りがありますので、ごみ処理問題解決には、更なる努力が必要です。

 ところで、日本ではいつからごみ処理の問題が発生したのでしょうか。緑ヶ丘高校にある平台貝塚は、縄文時代のごみ捨て場と言われます(諸説あり)が、ごみ処理が問題となったのは、奈良時代に平城京のような都市が出現してからのようです。ごみ処理担当の役職は平安期以降から存在し、不法投棄の取り締まりもしていました。江戸期には日本の人口が1500万人から3000万人へと倍増しましたが、庶民もごみを出さない、直して長く使う、リサイクルして別の用途に使うなど、さまざまな努力や工夫をしていたようです。

 私たちに身近な南本牧ふ頭は、横浜市のごみ処理問題を担う最終拠点です。この処分場が1年でも長く使えるよう、私たちも努力や工夫を重ねていかねばと感じます。次回は、貨物電車が走る線路の方へ向かってみたいと思います。(文・横浜市八聖殿館長 相澤竜次)
 

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