神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2021年3月18日 エリアトップへ

横浜市 コロナ禍の芸術家を支援 活動経費などに助成金

文化

公開:2021年3月18日

  • LINE
  • hatena
様々な角度から動画を楽しめる、バーチャル版芸術フェスティバルサイト「横浜WEBステージ」
様々な角度から動画を楽しめる、バーチャル版芸術フェスティバルサイト「横浜WEBステージ」

 横浜市では、新型コロナウイルス感染症の影響で公演機会が減り、経済的に苦境に立たされながらも新たな表現方法を模索するアーティストへの支援策を講じている。活動支援金の助成や臨時相談センター開設、バーチャル版芸術フェスティバルサイトの構築と、多岐にわたる。

 市文化観光局によるとコロナ禍で文化施設の利用者数は従来と比較して激減。主要文化施設を対象に行った調査では昨年10月時点で利用率71%まで回復したが、1月8日に緊急事態宣言が再発出されると落ち込みは加速し従来の半数以下に減少している印象だという。

 アーティストへの支援策として、市は昨年5月の補正予算で市内在住か市内に活動拠点を置くプロの芸術家を対象に、活動再開までにかかる経費を上限30万円で助成し826件を採択。市内文化施設で映像制作や配信を行った芸術家209件にも上限70万円を助成した。さらに、12月補正予算を受けて、市内施設での公演にかかる費用として最大50万円を300件ほど助成する計画だ。

出演料払い動画配信も

 助成金以外にも、税理士ら専門家を配した「臨時相談センター」を設け昨年5月から1月末までに資金関連など117件の相談に応じた。昨年9月には、ドローンや360度カメラなど最新撮影技術で収録した動画を無料配信するサイト「横浜WEBステージ」を立ち上げ、これまでに音楽や舞踊の分野で活動する約300人がパフォーマンスを行った。出演者には出演料も支払われる。

 神奈川区にある文化施設のかなっくホールは「行政の助成金を使い当館で動画撮影をされる方もいる。公演数が減る中当館では動画配信を行って芸術家に出演料を支払っている」と芸術家への支援方法を模索する。

 助成金を活用したサックス奏者の皆川トオルさんは「昨年と比べ公演数は8割減になり、コロナ禍でも何か作品を作りたいと支援を受けた。若いミュージシャンはネットで情報収集し、ほぼ100%が行政支援を受けているが、中高年以降は2割程度では」と述べた。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

地域サロンが5周年

南区南永田団地

地域サロンが5周年

住民に愛される憩いの場

4月25日

3団統合し新体制に

中消防団

3団統合し新体制に

大規模災害への備え強化

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

50年後 中・西区は増

横浜市人口推計

50年後 中・西区は増

南区は2万9千人減

4月11日

文化の発展担い60周年

横浜市民ギャラリー

文化の発展担い60周年

アートを親しむ場に

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook