トップインタビュー 「みなとみらいの 発展と共に30年」 ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル谷口 高広 総支配人
―今年8月20日に、30周年を迎えますね。
1991年みなとみらい地区のホテルで一番最初にオープンしました。私が開業後3年目に来た当時は横浜美術館しかなく、観覧車もこの位置ではなかったんですよ。TV番組で初めてMM特集が行われた時に紹介された「みなとみらい在住1名」が、当ホテルの総支配人でした(笑)。あれから30年経ち、商業施設やオフィスビル、みなとみらい線などが次々とでき、街の様子も随分変わりましたが、帆をイメージしたホテルの特徴的な外観が今もなお、横浜・みなとみらいのシンボルとして多くの方に認識していただけているのは嬉しいですね。特にレストランや結婚式などは、地元の方のご利用が多く本当に有難く思います。状況を見ながらですが、8月から周年イベントを実施する予定です。
―この業界に入ったきっかけは。
大学生の頃、高級中国料理のレストランでアルバイトをしていました。新宿、赤坂、銀座の各店で様々な経験をさせていただく中、サービス業が自分に向いていると思い、進路を決めました。
―料理が趣味だとか。
幼い頃から休日に料理を作る父の背中を見て育ったこともあり、進路が決まった高校3年生の頃には共働きの両親に代わって毎日夕飯を作っていました。今も休みの日は私が作ることが多いです。お正月には餃子50個に焼売100個、叉焼を作ったり。基本は冷蔵庫にある材料でささっと作ります。
―今ホテルとして力を入れていることは。
コロナ禍において社内では、いち早く業務内製化やマルチジョブの推進、企業間出向事業を導入し、経営改善に着手しました。ホテルの新たな取り組みとしては、テレワークにも最適な1カ月定額制の宿泊プランやドライブスルーでも受け取り可能なテイクアウト商品の提供、3月から再開したランチブッフェも料理を個々盛りにするなど、感染対策を徹底しています。スイートルームのような完全個室で提供するアフタヌーンティーは、お子様連れのご家族にも好評です。ホテル入口2カ所に自動検温機を設置し、館内の定期消毒も強化しています。感染症対策はもちろん、地震などの災害や食物アレルギーなどの危機管理にも力を入れ、お客様に安心してホテルをご利用いただける環境作りに努めています。
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