NHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』にちなみ、沖縄食材を使った「やんばるナポリタン」を市内飲食店で提供する企画が、8月1日から12月末まで行われている。市内8店舗、そのうち中区からは4店舗が参加。各店が趣向を凝らしたナポリタンを提供する。
「やんばるナポリタン」は『ちむどんどん』でヒロインが沖縄そばを使って創作した料理。今回の企画は、ナポリタン発祥の地とされる横浜で「やんばるナポリタン」を提供したいと(公財)横浜観光コンベンション・ビューローが主催。ナポリタンを通して地域活性化を図る横浜の市民団体「日本ナポリタン学会」らが協力した。同会認定店舗を中心に、『ちむどんどん』の舞台の一つである鶴見区などの市内8店舗で提供する。
食材にこだわり個性光る
中区からは「レストランヤンキィース」=セルテ6階=、「レストランシャルドネ」=初音町=、「立寄処道中」=新山下=、「デリ&バル横浜ブギ」=住吉町=の4店舗が参加。いずれもナポリタン学会認定店だ。スパムやゴーヤ、マンゴーを具材に使ったり、豚バラを泡盛で柔らかく煮込んだラフテーやゴーヤチャンプルーなどの沖縄料理をトッピングするなど、各店が個性あふれるナポリタンを提供している。麺も通常のパスタのほか、沖縄そばや沖縄そばをイメージした平打ち麺、生パスタを使用する店も。アレンジ方法にシェフの技が光り、食べ比べが楽しめる。
その他の参加店舗は、「喫茶タンゴ」=鶴見区=、「珈琲専門店山百合」=同=、「ぱぁらー泉南太田本店」=南区=、「ジョルニカフェ 玄」=青葉区。参加店は随時追加予定。
キャンペーン期間中に各店舗に募金箱が設置され、首里城の復旧・復興や、世界自然遺産のやんばるの環境保全活動に寄付される。
普及の機会に
地域に根差し、食文化の発展に寄与する店舗を認定している日本ナポリタン学会では、これまでに35店舗を認定。会長の田中健介さんは「古くから鶴見は沖縄とゆかりのある街です。今回のキャンペーンを機により多くの方に知っていただき、やんばるナポリタンを楽しんでもらえたら」と話している。
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