馬車道商店街 今年もアイスで復興支援 5000個配布 フラショーも
（上）横浜観光親善大使ら鹿鳴館スタイルに身を包んだ女性がアイスクリームを配布する（昨年の様子）。（下）アイスクリーム発祥記念像「太陽の母子像」の前で六川会長
馬車道商店街で５月９日（木）、「アイスクリームの日」を記念したイベントが行われる。今回も昨年に引き続き、東日本大震災の復興支援をかねており、募金の協力者先着５０００人にアイスクリームが配布される。
同イベントは１８６９年（明治２年）５月９日、馬車道（中区常盤町５丁目）で町田房蔵が氷水店を開業し、当時「あいすくりん」と呼ばれた日本で初めてのアイスクリームを製造販売したのを記念して行われているもの。アイスクリームの日は（社）日本アイスクリーム協会が制定し、１９７８年に馬車道広場が完成した際、来場者にアイスクリームをプレゼントしたのがきっかけとなり、毎年アイスクリームを無料配布するイベントとして市民に親しまれてきた。今年で35回目。
主催する馬車道商店街協同組合の六川勝仁理事長は、「発祥の地である馬車道にふさわしいイベントとして、長年地域の方々に愛されてきたことを嬉しく思う。東日本大震災以降は復興支援をかねて行ってきたが、多くの皆様から温かい気持ちをいただき、本当に感謝している。震災の記憶を忘れないためにも、今年もチャリティーで行うことにした」と話す。
当日は関内ホール前に募金ブース（午前11時頃から午後４時頃まで）が設置され、募金協力者先着５０００人に、発祥当時の味をアレンジして再現した「横濱馬車道あいす」（タカナシ乳業（株）提供）が配布される。
また、関連イベントとして当日12時15分と午後２時15分の２回、映画「フラガール」の舞台となったいわき市のフラダンスショーが行われるほか、８日（水）から10日（金）の期間中は、いわき市の特産品や商店街店舗のお買得品が並ぶ「馬車道マルシェ」も開催される。
問合せは同商店街【電話】０４５・６４１・４０６８へ。
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