――新年を迎えるにあたり、改めて昨年の感想をお聞かせください。
「昨年は地域の皆さんの力の大きさを実感した一年でした。特に、防災・減災では、各地域でどう自助・共助を進めるかの話合いが熱心に行われ、実情に応じた取組が進みました。
また、『顔の見える関係づくり』でも、これまで7千枚以上の『あんしんカード』が地域の皆さんの手で配布され、見守り活動や行事への参加など地域の交流につながっています」
――防災の取組が進展した理由は。
「地域の皆さんの協力はもちろんですが、区役所と西消防署、西消防団の3者の協力体制が強化されたことも大きいと思います。特に、地域に根付いた消防団が住民の皆さんと一緒に防災への取組を実施できたのは非常に大きな成果です」
――今年新たに始める防災の取組はありますか。
「昨年、まち歩きをしながら避難路を検討する『津波避難マップ作成ワーキング』を始めました。今後、対象を津波以外にも広げていきたいと考えています」
――その他の施策についてはいかがですか。
「昨年は横浜市の待機児童対策が全国的に注目されました。西区は重点対策地域の一つでもあり、今後も保育所の設置などを進めていきます。子育て支援の面では、昨年4月に南浅間保育園に『ネットワーク保育士』を置き、区内の民間保育園も含めた情報共有のネットワークづくりを進めました。地域の保育の質の向上と、子育て支援の取組を今後も広げていきます」
――今年は区制70周年です。改めて抱負を。
「一過性のイベントで終わらせず、70周年を節目に区民の皆さんが改めて自分の住む地域に関心を持ち、一緒にまちをつくっていく気運を高めていきたいです。
また、現在のにこまちプラン(西区地域福祉保健計画)の第2期が2015年度で終了します。次期計画に向けて各地域でも取組や状況を振り返り、考えていく大事な年になります」
――最後に区民にメッセージを。
「今年は区制70周年に加え、掃部山公園開園100周年、虫の音を聞く会50周年など明るい話題が多いです。西区の良さを皆さんと共有しながら、今後のまちづくりを一緒に考えていければと思います。引き続きご支援お願いいたします」
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