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JICA横浜 サッカーW杯で特別展 日系ブラジル選手を紹介

社会

公開:2014年6月5日

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サッカー好きから企画のヒントを得た西脇さん
サッカー好きから企画のヒントを得た西脇さん

 6月13日開幕のサッカーブラジルW杯を記念して、JICA横浜海外移住資料館=中区新港2丁目=で特別展示「ブラジル・サッカーのサムライたち-日系スーパープレーヤー列伝」が6月7日から7月21日まで行われる。日本サッカー界に多大な貢献を果たす日系ブラジル人選手の紹介を通して、約150万人と言われる日系人への理解を深めてもらおうと企画された。

 会場には日系ブラジル人で、帰化後、初の日本代表となったネルソン吉村をはじめジョージ与那城、指導者として活躍するセルジオ越後やセイハン比嘉、さらに、前大会に出場した田中マルクス闘莉王らを紹介。また、ラモス瑠偉や呂比須ワグナー、三都主アレサンドロなど非日系で日本に帰化した選手や、ブラジルでサッカーを学んだ三浦知良も取り上げており、計15人の選手を27枚のパネルと約40枚の写真で解説する。

 会場中央にはプロジェクターが設置され、セイハン比嘉のインタビューと1980年代にペルー代表としてメキシコ大会に出場したホルヘ平野の活躍シーンの映像も流れる。開幕後は、ブラジルから大会の速報写真も映し出される予定だ。

 ブラジルへの集団移住は1908年に始まった。当初、日本人はコーヒー農園などで働き、経済的な苦難を乗り越え現在では、ブラジルの最高学府であるサンパウロ大学の学生の15%を日系人が占めるなど、現地での存在感は大きいという。

 特別展示を企画した資料館の西脇祐平さんは「農業分野での活躍もあり、日系人は尊敬されています」と説明する。展示開催を前に「日系選手を通して、ブラジル移民・移住の歴史に関心を持ってもらいたい。そのきっかけになれば」と西脇さんは期待する。

 ブラジルの日系人は約150万人と推計されており、日系人規模としては一番大きいという。

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