横浜美術館(逢坂恵理子館長)がこのほど、一般財団法人地域創造=東京都港区=が実施する「地域創造大賞(総務大臣賞)」を受賞した。市所管施設としては横浜能楽堂以来10年ぶり2館目の受賞で、「創造的な国際都市のシンボル」として貢献したことが評価された。
地域創造大賞は2004年度に創設され、地域における創造的な文化活動のための環境づくりに功績のあった全国の公立文化施設を顕彰するもの。今年度は横浜美術館を含む7施設が選ばれた。
横浜美術館は1989年に開館。これまで横浜トリエンナーレや現代作家の対規模な個展、世界的な視野に立つ企画展を多数開催してきたほか、若手アーティストや子どもの教育普及事業に力を入れている点などが、創造的な国際都市のシンボルとして貢献したと評価された。
美術館の逢坂館長は「国際的な港町、横浜に相応しい美術館をめざし、魅力ある展覧会や子ども・市民のための教育プログラムに力を注いできました。今回の受賞は大変嬉しく、美術の醍醐味を多くの方に伝えるために、更に邁進したいと思います」とコメントした。
表彰式は来年1月15日に都内で行われる。
|
<PR>
中区・西区・南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>