県内最大級の小学生絵画コンクール「第20回夢絵コンテスト」の結果がこのほど発表され、4千点超の応募から中区の山本紗椰さん(11)=本牧小=と新井幸来さん(9)=立野小=が入賞した。3月5日に表彰式、5・6日に展覧会も開かれる。
NPO法人こどもネットミュージアム(鈴木晶代表)が主催する夢絵コンテスト。「ぼくたち、わたしたちの未来の世界」をテーマに、県内児童を対象に毎年実施されている。
3年連続の入賞を果たした山本さんの今作品タイトルは「幸せの森」。人や生き物が幸せになると「幸せのタネ」が生まれる。そのタネが育って木になり、”幸せの酸素”を出し、そこにそれぞれの幸せな思い出がテレビのように映し出される様子を描いている。将来は美術大学に行って画家になりたいという山本さん。「来年は最終年度なのでぜひ最優秀賞をめざします」と意欲を語った。
新井さんの作品タイトルは「エコツリーハウス」。大きなツリーハウスで逆さまにした傘で水を集め、雨水を集めて風呂に使う。電気は水力発電でまかない、人々が空気のいい木の上で過ごす様子を描いている。2人は同じ絵画教室に通う生徒で、年長の山本さんに憧れているという新井さん。「絵を描くのが大好きなので、これからも楽しみながらいろいろな絵を描いてみたい」と笑顔で話した。
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