記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月17日0:00更新
3・11から5年。時間が経過していくなかで、少しずつ記憶が薄れていくのを感じます。その忘却を止めるのは容易ではありませんが、被災した方の話を聞くことは予防策の一つになると思います。
先日、3・11関連のイベントの取材において、原発事故の影響で福島県南相馬市から横浜市へ避難している方が心情を語る場面がありました。故郷を追われ、戻ることができない状況を「底なしの喪失感」と表現していました。理不尽な状況は5年たってもまったく変わらない。その言葉の重さに原発事故の重大さを改めて感じました。
(清田)
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