神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2017年2月2日 エリアトップへ

大鳥小防災拠点 ペット同行で避難訓練 市内初、モデルケースに

社会

公開:2017年2月2日

  • LINE
  • hatena
愛犬をケージに入れる訓練も
愛犬をケージに入れる訓練も

 災害時を想定した「ペット同行避難訓練」が1月28日、地域防災拠点の大鳥小学校=中区本牧町1丁目=で行われ、地域住民13人と犬7頭が参加した。同小学校を防災拠点とする13町内会(5233世帯)を対象に昨年9月、住民主導で災害時ペット対策の検討会が組織。今回はその活動の一環で、中区によると、防災拠点レベルで同様の訓練は市内初の試みだという。

 大鳥小校庭を会場に、参加者は障害物を置いて悪路を想定した場所を犬とともに歩いたり、ケージ(犬小屋)に入れる訓練などに取り組んだ。

 災害時のペット同行避難が検討されるようになったのは1995年の阪神淡路大震災がきっかけ。ペットを連れて避難した住民と他の住民との間でトラブルが発生したことを受け、全国的に災害時のペット対策に注目が集まった。その後、04年の新潟県中越地震や11年の東日本大震災を経て、実効性のあるペット対策が求められるようになった。

 横浜市でも条例改正などにより災害時のペット同行避難を呼びかけてはいるが、防災拠点での取り組みは進んでいないのが現状だ。

 このような状況において、昨年8月に大鳥小防災拠点関係者を対象としたペット同行避難の講習会が開かれ、飼い主や町内会長ら27人が参加。その対策の重要性から翌月に住民主導により検討会(22人)が立ち上がった。中福祉保健センターの支援を得ながらこれまでに検討会を4回開催し、避難訓練が5回目にあたる。

 今回、講師を務めたドッグトレーナーの大久保芳樹さん(49)は「避難所では飼い主が面倒を見ることができないケースが多い」と話し、普段から他者に慣れさせる重要性を指摘した。

 愛犬のシベリアン・ハスキーと参加した荻原満恵子さん(58)は「普段とは違うこのような経験は大切」と評価する。

 中福祉保健センターの職員は「動物が苦手な人もいる。避難所でだれもが生活できるルールが必要」と話し「この訓練がルール作りへの一歩になれば」と期待していた。

5月9日は馬車道であいすくりーむの日イベント

チャリティ協力者に馬車道あいすをプレゼント。11時~配布スタート

https://www.bashamichi.or.jp/

<PR>

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

26年ぶり全国Ⅴ

中本牧リトルシニア

26年ぶり全国Ⅴ

山中市長に優勝報告

5月2日

「あぶ刑事」一色に

ロケ地横浜

「あぶ刑事」一色に

あす、よこはまパレードに登場

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月2日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

地域サロンが5周年

南区南永田団地

地域サロンが5周年

住民に愛される憩いの場

4月25日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook