今年で25周年を迎える「横濱ジャズプロムナード2018」(10月6日・7日)の開催概要発表会見が8月30日、中区の音楽バーで行われた。会見では2002年以来16年ぶりとなる、日本郵船氷川丸での特別ライブなどについての説明があった。
1993年に始まった、横濱ジャズプロムナード(ジャズプロ)。横浜のホールや街かど、ジャズクラブなどでプロ・アマ合わせて約2千人が演奏し、およそ15万人が訪れる国内最大級のジャズイベントだ。
今回は開催25周年を記念し、開催前週の9月30日に第1回から10回までの会場だった氷川丸のオープンデッキで特別ライブを開く。
現役中、横浜と米国シアトルを結んだ氷川丸。まさに日本にジャズを運んできた縁深い場所での開催となる。
当日はジャズプロに初回から連続参加する泉区在住のピアノ奏者・今田勝氏など横浜ゆかりの9人で構成される「横濱JAZZオールスターズ」が演奏。昼夜1公演ずつを行う。
生配信実現へ支援を募集中
実行委員会では「多くの人に氷川丸での公演の様子を届けたい」とインターネットでの無料配信を計画。本格的な中継等に必要な費用30万円を、クラウドファンディングの形で広く一般からの支援による実現を目指している。
8月末時点で集まった金額は目標の30%ほど。実行委員会では「たくさんの方に応援して頂き、多くの方に楽しんでほしい」と協力を呼びかけている。
支援の申込みはhttps://camp-fire.jp/projects/view/94188から。
横浜駅周辺でも街角ライブ
会見ではジャズプロ本番の概要も発表された。
今年は約400人のプロとアマチュア200組が参加。街中でアマチュア演奏家がライブを行う「街角ライブ」は関内・みなとみらいなどの約20カ所。これまで数が少なかった横浜駅周辺では、西口広場、東口のはまテラス(そごう2階)が会場に加わった。また6日のヨコハマNEWSハーバー=中区太田町=での演奏は、「ジャズプロ」立上げに尽力し昨年急逝した鶴岡博氏を偲ぶステージとして開かれる。
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