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中区・西区版 公開:2020年9月17日 エリアトップへ

配膳ロボットを試験導入 「招福門」 横浜中華街で初

経済

公開:2020年9月17日

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配膳ロボットから料理を受け取る来店客。音声案内に従って上部のタッチパネルを操作すると厨房入り口に戻る仕組みのため、ロボットとの交流を楽しみに、食べ終わった皿を率先して片付ける子どもも多いという
配膳ロボットから料理を受け取る来店客。音声案内に従って上部のタッチパネルを操作すると厨房入り口に戻る仕組みのため、ロボットとの交流を楽しみに、食べ終わった皿を率先して片付ける子どもも多いという

 新型コロナウイルス感染症対策として、横浜中華街で初となるAIを活用した非接触型自動配膳ロボット導入の実証実験が、中華料理店「招福門」で開始された。飲食店での導入は市内ではまだ珍しく話題になっている。

 今回配膳ロボットを導したのは、同店2階の香港飲茶食べ放題のフロア。以前からホール業務の効率化のためロボットの導入を検討していたが「コロナで風評被害にあった中華街の安心感の回復につながれば」と、8月24日から実証実験に踏み切った。

 客はテーブルのタッチパネルで注文。スタッフが出来上がった料理をロボットのトレーに載せ、配膳する席を指定すると運んでくれる。現在ロボットは1台で汁物や席の位置に応じてスタッフが運ぶことも多いが、週末の家族連れからは”ロボット従業員”に指名が入るほど人気だという。一緒に働くホールスタッフからも「働き者で助かる」と好評だ。

大手飲食店が導入

 配膳ロボットの販売代理店である(有)ワイエスティー=中区南仲通=によると、同社の配膳ロボットは初期費用など含めて1台200万円ほど。短期レンタルもあり、コロナ禍で問い合わせが急増したという。「既にいくつかの大手飲食チェーンでも実証実験が始まっている。あと数年で飲食店業界に普及していくだろう」と話す。

 招福門常務執行役の北村徹さんは「まだ人と同じ動きにはならないが、お客様に喜んで頂いているのが一番嬉しい。今後は音声を変えるなどエンターテインメント性をより高めていけたら」と年内中の実証実験を経て、本稼働を検討していく。

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