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中区・西区版 公開:2021年6月24日 エリアトップへ

本牧・倉庫会社 中消防に訓練場所提供 団の災害対応力強化に

社会

公開:2021年6月24日

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5月23日に行われた消防団災害対応訓練の様子=中消防署提供
5月23日に行われた消防団災害対応訓練の様子=中消防署提供

 (株)ダイワコーポレーション(曽根和光代表取締役)=本社・東京都品川区=は6月10日、中消防署と中区3消防団(伊勢佐木、加賀町、山手)の訓練場所として横浜本牧第2営業所=中区錦町=を提供すると発表した。

 同社は、普通倉庫業や倉庫施設等の賃貸業などの物流サービスを提供している。中消防署管内に3つの物流拠点があり、今回提供した同営業所は2017年の開設。敷地面積は約1万5千平方メートルにおよぶ。週末は稼働していないことから、平日は仕事をしている消防団員にとっては大きな利点となる場所だ。

 中区ではこれまで、山下埠頭や本牧市民プールなど4カ所を利用し訓練を行ってきた。しかし、敷地を借りることができる期限が決められていたり、広く平坦で消火栓の利用やエンジン音等の騒音が気にならずに訓練を行うことができる場所の確保に苦慮していた。そのような現状の中、地域貢献という観点で同意した同社が営業所の敷地を無償で提供した。

1年かけ実現

 きっかけは、同社と以前から付き合いのある山手消防団員の「訓練場所が確保できず困っている」という一言から。同社の地域貢献や地元消防団の力になりたいという思いに土地の所有者も快く同意し、約1年の月日をかけて今回の提供に至った。

 提供を受けた同消防署総務・予防課消防団係長の五味篤さんは「非常にありがたいです。消防団との連携を深め、高みを目指した訓練を志します」と話していた。提供を行った同社営業本部営業第三課課長の上田裕輔さんは「当施設を利用して頂くことで地域貢献に役立てられたらと同時に、このような活動を通じて当社での防災・安全への意識が高まれば」と話している。

 実際に5月23日には、提供された同敷地で消防団の訓練が行われた。当日は、山手消防団と同消防署が参加し、鉄材の切断を行うエンジンカッター訓練や、消火栓を使用した放水訓練などを行った。今後も毎月1回、同消防署と3消防団が訓練を行う。

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