神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2021年9月9日 エリアトップへ

西区 第4地区の取組が表彰 高齢化課題解決の事例に

コミュニティ社会

公開:2021年9月9日

  • LINE
  • hatena
地区会館で開かれた受賞報告会
地区会館で開かれた受賞報告会

 西区南部に位置する第4地区住民の取り組みが「アジア健康長寿イノベーション賞2021」の国内優秀事例に選ばれ、7月末に発表された。連合自治会と地区社協との緊密な連携による高齢者ケアが評価された。9月2日には同地区で受賞報告会が行われた。

 アジア健康長寿イノベーション賞は、日本政府が掲げるアジア健康構想の実現の一助として昨年から開催されているもの。高齢化による様々な課題の解決となる革新的な取り組みや製品など、アジア各国の事例を募集し表彰している。

 国内からは33件の応募あり、最優秀事例6件、優秀事例6件が選定。西区第4地区の取り組みは優秀事例の一つ。企業や各種法人などからの応募が多い中、地域住民団体の事例の受賞は初めて。

社協と自治会が連携

 人口約1万5千人の第4地区には15の町内会・自治会があり、それをまとめるのが連合自治会(菱倉圭吾会長)。そして、同じ地区を活動対象とする社会福祉協議会(社協/米岡美智枝会長)がある。今回評価されたのは、連合自治会と地区社協を中心とした住民主体の高齢者ケアだ。

 独居老人の訪問や子どもから高齢者までを対象とした「みんなの食堂」、各種まつりなどを互いに紹介する事業、身近な会場でのコンサート、また避難訓練なども自主的に行っている。

 自治会と地区社協など、組織間のつながりが希薄なケースが多い中で、第4地区では緊密な関係が実現している。その要因について地区社協の米岡会長は「地域の担い手は自治会。社協はコーディネート役」と説明する。一方で他の社協役員は「自治会と社協が役割を明確化せず『緩やかさ』があることで参加しやすい環境につながっている」と指摘した。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

地域サロンが5周年

南区南永田団地

地域サロンが5周年

住民に愛される憩いの場

4月25日

3団統合し新体制に

中消防団

3団統合し新体制に

大規模災害への備え強化

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

50年後 中・西区は増

横浜市人口推計

50年後 中・西区は増

南区は2万9千人減

4月11日

文化の発展担い60周年

横浜市民ギャラリー

文化の発展担い60周年

アートを親しむ場に

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook