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日ノ出町〜黄金町駅高架下に宿泊施設新拠点で話題創出へ

社会

掲載号:2018年5月3日号

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高架下の複合施設=4月25日
高架下の複合施設=4月25日

 京浜急行線の日ノ出町駅から黄金町駅間の高架下にトレイラーハウスを使用した宿泊複合施設が4月28日にオープンした。宿泊施設のほかに、カフェラウンジと大岡川での水上スポーツのためのシャワーや更衣室施設を整備。所有者である京浜急行電鉄(株)=東京都港区=では、若い世代の利用者流入による新たな賑わい拠点の創出に期待する。

 この複合施設「タイニーズ横浜日ノ出町」は、高架下に3つの性格の異なるホステル(宿泊施設)を用意。いずれもトレイラーハウスからなり、家族や友人同士で楽しむ「1室貸切」、旅行者との交流を深めるのに適した「ドミトリー」(男女別で1台ずつ)からなる(宿泊施設は5月8日から)。またハンバーガーや地元横浜のクラフトビールなどが味わえるカフェラウンジがあり、映画祭などのイベントなども予定。

 日ノ出町駅から黄金町駅間の高架下周辺は2000年代初頭に売春などを行う違法飲食店が軒を連ねていた。

 05年1月に県警による「バイバイ作戦」により一斉摘発。その後も地域住民と行政、警察が協力してアートによるまちづくりが進められてきた。京急電鉄もその方針に沿った形でまちづくりに参画してきた。今回の高架下活用により、同社では地域の活性化をさらに一歩進めたいとしている。

 運営は建築プロデュースやイベント企画運営などを手がける「YADOKARI(株)」=東京都中央区=が行う。

 京急電鉄の担当者によると、当初は賃貸物件を検討したものの、一般的な発想にとらわれない話題性のある施設にしようと宿泊施設を構想。日本橋で「タイニーハウス(小さな住まい)」を活用した施設の実績を持つYADOKARIに依頼し、今回の新たな施設が誕生することになった。地域住民の理解も得ており、開設に先立ち住民向けの内覧会も実施した。

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