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神奈川区版 公開:2012年7月19日 エリアトップへ

開院10周年を迎えた「神奈川歯科大学附属横浜クリニック」の院長を務める 井野 智さん 横須賀市在住 47歳

公開:2012年7月19日

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「不羈(ふき)独立」の精神で

 ○…2002年7月に鶴屋町に開院、7月で10周年の節目を迎えた。同クリニックの院長に学内公募で立候補し、4月から4代目の院長として赴任、消化器内科を新設させた。「次は睡眠呼吸外来を設けて、歯科のマウスピースを治療に活用できれば」と、歯科大学の強みを医科に活かす「医科と歯科の連携」を視野に入れて、クリニックをマネジメントの視点から支えている。

 ○…東京都三鷹市出身。姉と兄を持つ3人兄弟の末っ子。中学・高校と剣道部の副キャプテンを務めるスポーツマン。高校は埼玉県の全寮制を選んだ。「次男だから家を出て行くのだと小さい頃から言われていた。自分の力で自立するという意味の『不羈独立』って言葉が自分に合っています」。歯医者の道に進んだきっかけは「姉が神奈川歯科大学に通っていたので、自然と追うように入学した」。学生時代はカッターボート部に所属。ここでも副キャプテンを務めた。

 ○…同大学院を卒業後、大学職員に。1年間ドイツに歯科留学したこともある。勤務する中で「大学の現状をさらにより良くしていかなければいけない」と感じ、クリニックの院長公募に立候補した。「普段苦労することは患者とのコミュニケーション。スキルが上がっても、患者は十人十色。いつもうまくいくとは限らないが、それが面白いところでもある」

 ○…休みの日は、早起きをして自宅近くの海岸沿いを散歩する。「14時くらいにはお風呂に入って夕食を食べたら、サザエさんが始まる前には寝ます」という健康ぶり。それでも元キャビンアテンダントの妻と2人でお酒を飲むのも好きで、ドイツ留学で得たビールの知識も豊富だ。「『不羈独立』の精神でしっかり自立し、さらには地元の人たちとコミュニケーションをとって必要とされるクリニックにしてきたい」と、自らの精神と母校への大学愛を力に変えていく。
 

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