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4月1日付で神奈川消防署長に就任した 吉原 晴彦さん 保土ケ谷区在住 57歳

掲載号:2014年4月3日号

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「消防視点」で地域作り

 ○…戸塚、鶴見に続き3度目の署長職。前年度は南区で副区長を務めた。「区役所での経験を生かして、区民の目線に立って寄り添っていきたい」。約10年前には、神奈川消防署警備担当課長として六角橋商店街での火災で指揮を執った。木造密集地域の多い神奈川区にとって、大規模地震発生時の火災対策は大きな課題。「消防署が消防団員の確保に本腰を入れていかなければ」と意気込む。

○…保土ケ谷で生まれ育った。運動が苦手にもかかわらず、高校進学後、期せずして柔道部に入部。優勝を狙うようなチームではなく、「練習後に仲間とお茶するのが楽しかった」。特に将来像があったわけではないが、来るべき食糧難に備えようと大学は農学部へ。商社への就職を夢見たが、「木材を学んだ学生に商社は不利な時代。周囲の勧めもあって消防に入った。今まで強制されることなんてなかったから、消防学校は辛かった」と笑う。

○…消防局時代は、市火災予防条例の改正や外郭団体の整理に奔走。体質改善と意識改革に尽力した。タクシー代わりの救急車利用などによる「適切な119番を」という世の中の風潮に疑問を感じた鶴見消防署時代。119番の多くを占める高齢者を健康から支えようと、民生委員やケアマネージャーなどを集めて予防研修会を開いた。「皆さん必要だから119番を呼ぶわけで。机の上で物事を考えるのではなく、区民の立場に立たなきゃいけない」

○…休日は家庭菜園で土いじり。戸塚時代の消防団長から毎年、里芋の種芋が送られてくる。一週間前には地元の町内会デビューを飾った。「盆踊り大会があるから、屋台をやりたい」とにっこり。定年まであと3年。若い署員の意見を聞き、人材育成に努めるとともに「若い人が地域に入っていかないと核の部分が育たない。消防団員の確保もその役割の一つ」と、「地域コミュニティの再生」の一助を担おうと意欲を見せる。

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