神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2014年9月18日 エリアトップへ

サラリーマンとして働きながら、テノール歌手として演奏会を開催する 秋山 泰一さん 入江在住 44歳

公開:2014年9月18日

  • LINE
  • hatena

夢追う社会人声楽家

 ○…声楽をはじめて7年。念願だった個人リサイタルを、みなとみらいホールで開催する。演奏会では、オペラの名曲を明るく厚みあるテノールで歌い上げる。本番まで3カ月を切った。練習だけでなく、会場の手配から広報まで、全てを一人でやっている。「夢は自分でかなえるもの、と信じてきた。今できる最大限のことを歌で表現し、頑張っている社会人声楽家の姿を見てもらいたい」

 ○…神奈川区出身。幼い頃からピアノを習い、白幡小では鼓笛隊に所属するなど、音楽のある環境で育った。中学では水泳部で汗を流し、高校では生徒会長を任された。「学生時代は聞く専門。ジェシー・ノーマンの歌声は素晴らしかった」と振り返る。その後、教師を目指して大東文化大文学部に進学。大学では空手の一種である「躰道部」の門を叩き、四段を取得した。教育実習をやって生徒指導の難しさを実感。一般企業に就職することになった。

 ○…入社以来、人事・総務畑を歩んできた。「会社が声楽家の活動を見守ってくれている分、責任を持って仕事をしている」。声楽の道に進むきっかけは、区文化協会主催の講座「オペラを歌おう」に参加したことだった。「歌を勉強するのに音大卒は関係ない」と後押しされ、社会人声楽家としての活動をスタートさせた。「二足のわらじ」は、時間の使い方と切り替えが大切。通勤電車や休憩時間に楽譜を読むことが、日課となっている。

 ○…趣味はスイミング。湘南の遠泳大会では年代別6位に入賞。酒も好きだが「飲み過ぎると、喉によくないのでセーブして飲んでいます」と苦笑する。本格的なレッスンを経て、地域声楽家団体の一員となった。定期公演のほか、地域ケアプラや区社協の福祉大会にも出演。神奈川大の混声合唱団と共演するなど、活動の場を広げている。「舞台に立てば、プロもアマも関係ない」。社会人声楽家としての誇りを胸に臨む。

神奈川区版の人物風土記最新6

嶋崎 孝浩さん

4月に神奈川図書館の館長に就任した

嶋崎 孝浩さん

立町在勤 60歳

4月25日

久保田 剛さん

この春から神奈川警察署の署長を務める

久保田 剛さん

神奈川在勤 58歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

福田 茂さん

4月1日付で神奈川消防団の団長に就任した

福田 茂さん

幸ケ谷在住 65歳

4月4日

小谷野 貴弘さん

南神大寺小学校の創立50周年記念事業実行委員長を務めた

小谷野 貴弘さん

神大寺在住 42歳

3月28日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook