今年度15周年を迎えるかなっくホールの館長を務める 木下 龍一さん かなっくホール在勤 64歳
芸術で区民を笑顔に
○…今年の7月で開館から15周年を迎えるかなっくホール。3年前から館長を務め、区民を芸術で笑顔にすることを目標に様々な事業を実施している。「区民の皆さんのお力添えがあったからこそ15周年を迎えられます。これからも皆さんを芸術で笑顔にできるよう、職員一同頑張っていきます」と意気込みを語る。記念すべき今年度は、芸術で区民を笑顔にしようと、ホールがあらゆる層や世代の人々が集い、生きる力を育む場になる「スマイルタウンプロジェクト」に取り組む予定だ。
○…福井県出身。中学時代は陸上部に所属していた。元スキーの国体選手である陸上部の顧問に連れられたことをきっかけに、最近まで毎年のように長野県や新潟県のゲレンデに足を運んだ。スキー検定1級をもつスポーツマン。その一方で絵やギターなど、文化的な趣味も造詣が深い。「どの趣味もとことん掘り下げたくなるんです」と笑顔を見せる。
○…かなっくホールの館長になる前は旭区民文化センターの副館長を務めた。現在は「区民に愛されるホール」になることを目指し、日々運営をしている。「私よりも副館長やスタッフのほうが芸術分野に長けているので、本当に様々なところで助けられています」と姿勢はどこまでも謙虚。「初心忘るべからず」とホールの館長になった3年前の初日の緊張感を常に持つようにしている。
○…現在、横須賀に妻と息子と3人で暮らしている。同ホールでは様々な世代が訪れるが、中でも子育て世代など若い世代の数が特に多い。そのため若い人向けの事業も多く企画している。「少しでも多くの人に楽しんでもらおうと、様々な工夫を凝らした事業を用意しているので、ぜひ遊びに来てほしい」と来場を呼び掛ける。